働く親なのに保護者会
長男の学童には保護者会なるものがある。
伝統的なもののようだ。
保育園にも保護者会がある園もあると聞く。
長男が通った保育園にはなかった。次男が通う保育園にもない。
【保育園のはなし】
保護者会どころか、父の日も母の日も無い。
多様化する家庭のあり方を配慮したものだろう。
私はそういう考えにすごく共感する。
ところが、どこかの保護者会のある園での情報を聞きつけた、とある母親が自分の園でも保護者会のような動きをしたいと主体的に動き始めたりする。
それは謝恩会だったり、保護者主催の懇談会だったりする。。
なぜ、やりたいのか?
こどものために?
先生のために?
まさかの自分のために?
仕事を犠牲にして早退したり、貴重な休日をそのために使ったり。
働く親同士、負担を軽くしていこうとは考えないのか?
そんなにしたいなら、保護者会のある園を選べばよいと私は思う。
園の考えで、保護者が運営に介入して欲しい、保育にかかる費用の一部を負担して欲しい。その為に会費を集めたい。幼稚園の付属保育園などは結構そういうのがあったりする。
自分が積極的な母親として力を発揮したいと願うならば、そういう考えの園に入るか、小学校でPTAを買って出るまで我慢してはくれないものか?
全員でわざわざ行事を企画して、わざわざ仕事を用意し、わざわざ全員平等にしたがる。
近頃では便利なLINEがあるせいか
「⚪︎⚪︎⚪︎ママの会」
なんてグループ連絡がきたりする。
ロッカーや鞄の中に手紙が入っていたりする。
父子家庭はパパが入ったりする。
「無難にこなす」
が目的で誰も文句を言わない。
無難にこなすことが子供のためと思ってしまう…。
なんだかなぁ〜
どうにかならんものか。
【学童のはなし】
入学した学校の学童では保護者会なるものがあった。
入らなければならない。
保護者会は年に2、3回の総会、毎月のイベントがある。毎回参加の強要はないが、役員は抽選なので逃げられない。
毎月のイベントの為に保護者会費が発生し、会計が必要になり、役員や手伝いに駆り出され、イベントの準備をしなければならない。
イベントといっても、子供たちは毎回飽き飽きしているし、特に楽しみにもしていない。
むしろお楽しみ会のせいでサッカーできないとご立腹だ。
役員といっても、抽選で冗談じゃないと思っている人がほとんどで、円滑になど進まない。
一部のやりたい気持ち満々の、そういう動きが好きな人が張り切って色々指示してくる。
甚だ疑問。
誰も喜ばない。
廃止することを発動ひさる勇気もないが…
結局、無難にこなしておこうと思う。
なんだかなぁ。
モヤモヤした日は献立が浮かばない。
モヤモヤナポリタンだ。